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【機能解剖学】3分で理解する横隔膜の機能解剖と臨床アプローチ

インナーマッスルとしての視点

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横隔膜は胸腔と腹腔を隔てている膜のことを言います。

停止部は腱中心で3つの葉形となっており前葉、右葉、左葉に分かれています。

前葉と右葉の境界付近を大静脈裂孔と言います。

起始部は大まかに腰椎部、肋骨部、胸骨部に分けられます。

腰椎部は内側脚と外側脚に分けられ、さらに内側脚は右脚と左脚に分けられます。

内側脚はL1〜4から起こりL1の前で右脚と左脚が交差し腱弓を作ります。これが大動脈裂孔です。

交差した筋は腱中心でまた収束し食道裂孔を形成します。

外側脚も内側弓状靭帯と外側弓状靭帯に分けられ、内側弓状靭帯はL2椎体側面とL2肋骨突起の間に張っており、この下を大腰筋が通ります。

外側弓状靭帯はL2肋骨突起と第12肋骨の突端に張っており、腰方形筋を超えてつきます。

胸骨部は剣状突起と腹横筋と繋がっている腹横筋腱膜についています。

肋骨部は第7〜12肋軟骨と腹横筋の起始部と交差して起こります。

吸気で収縮し下方へ下り、呼気で弛緩し情報へ上がります。

停止部を見ると分かりますが腹横筋や大腰筋などインナーマッスルと言われる筋と交差していたり筋膜でつながっていたりするため、インナーマッスルを狙った運動には呼吸が重要になってきます。

また、大動脈裂孔は交感神経叢や胸管が、食道裂孔には迷走神経が通っています。

浮腫などの循環不良や便秘など内臓機能の低下、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで生じる疼痛などに対しては、

横隔膜の機能が向上するようなアプローチ(呼吸機能の向上や腰椎モビリティ、スタビリティ向上など)をすることで症状の改善を図れる可能性があります。

臨床の1つの視点としてぜひ参考にしてみてください。

 

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