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脳血管障害における姿勢・動作の再構築と運動療法

非麻痺側の機能低下?

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脳器質に障害が生じた後、リハビリテーションが開始された時に、その方の機能を麻痺側、非麻痺側と別け、考えていくと思います。

ADLを考慮した場合、残存機能を活かすため、麻痺側・非麻痺側と考えることは環境設定を行っていく上で重要な考え方となります。

しかし、実際には非麻痺側も脳器質の障害により少なからず影響が出てしまっています。

脳器質に障害が起きると一次運動野を起点とする錐体路は、延髄下部または頚髄上部で錐体交叉することにより、反対側の脊髄側索を75~90%下行します。

しかし、残りは交叉せず前索を下行する前皮質脊髄路となります。

そのため、錐体路が障害された場合は、麻痺側のみではなく、廃用の有無に限らず非麻痺側の筋力は健常者と比べて60%~90%であるとされており、

さらに、筋力低下がない場合にも、巧緻性が低下してしまっていると言われています。

これらのことから、臨床的には片麻痺とし、反対側は健常として評価を進めていっても、実際には非麻痺側も発症前と比べると障害は少なからず起こっているということになります。

この器質的変化に伴う機能障害を考慮するとリハビリテーションとして関わる際は、得られた評価を基盤に左右両方へアプローチを行い、廃用や必要のない代償を引き起こさないように機能・動作の再獲得を目指していくことが求められます。

 

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