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関節拘縮の利点、筋力低下の利点

問題点の【利点】を考える

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関節拘縮や筋力低下は、臨床にて改善すべき問題点として挙がることが多々あります。

しかし闇雲なROM訓練や筋力訓練は症状や疼痛などを悪化させたり、全身状態を悪くさせてしまうこともあります。

セラピストは介入する前に、問題点の【利点】を考えること

「なぜ関節が拘縮しているのか?」

「なぜ筋力が低下しているのか?」

これを考えて評価することで、闇雲なアプローチを回避することができるかもしれません。

例えば、関節拘縮は確かに関節の運動性を低下させますが、反対に関節の安定性は向上します。

拘縮しているのは「安定させるためにしている」可能性がでてきます。

また、筋力低下は確かに運動機能を低下させますが、反対に「身体に加わる反力を低下させることで、身体を守る」ことができます。

十分な体力がなかったり骨格の支持性がない場合に筋力を低下させた方が良いことだってあるのです。

このように考えると、問題点に対して直接アプローチをする以前に、「なぜそうなっているのか?」という理由を見つけ出し、問題点を解消できる状態に整えるという発想が生まれます。

「なぜ?」を考えること。

セラピストが介入以前に行うリスク管理として必須の思考過程です。

 

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✳︎講師:
佐々木 隆紘先生(東馬込しば整形外科 理学療法士)
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