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気をつけて!!不快な触診が身体環境に及ぼす影響とは?

不快刺激に身体はこんなふうに反応する

人間の『不快』の伝達路は二つあります。

一つ目は意識にのぼる経路。
感覚受容器→視床→体性感覚野→海馬と伝達され、体性感覚野で意識的な感覚となり海馬で記憶されます。

二つ目が無意識的な経路。
感覚受容器→視床→扁桃体→視床下部と伝達され、扁桃体で快・不快を判断し視床下部でホルモンを分泌することで自律神経系のコントロールをしています。

不快刺激の場合、心拍数の上昇・呼吸数の増加・筋緊張の亢進など交感神経優位の反応が見られます。つまり、不快な触診となってしまうと無意識的に筋緊張は亢進してしまうのです。

患者さんに不快な触診をしていませんか?
あなたが触診することで患者さんの筋緊張は上がっていませんか?

自分は大丈夫!患者さんが不快そうな表情をしていないから….なんて思っていませんか?よく考えてみてください。

『他人から触られている』こと自体が違和感なのです。

その時点で無意識的に不快と感じてしまいます。より不快感を減らすためには触診技術を学び、日々練習することが必要です。

触診しているところと”別の場所”も感じ取れるようになる?

それでは、触診が上手くなる事でセラピスト自身にどういった変化が起こるのでしょう?

いきなりですが、質問です。

『あなたの周りのセラピストで、動かしている、または触れている部分とは離れたところに
動きの制限を感じ取る事が出来る方はいませんか? 』

それができるセラピストの多くは「触診能力が優れている」と考えられます。

これらは触診によって筋膜のテンションや、各組織の繋がりの延長線上において動きの硬さを感じているのです。これはセラピストの意識の持ち方や鍛錬次第で大きく変わってきます。また訓練次第でこの触診能力は高めることが可能です。

しかし、触診している部位のみ、動かしている関節ばかりに目が向いてしまっては、こういった能力はおそらく身に付きません。また、触診するときのセラピスト自身の姿勢や位置取りなどによっても感じ方が変化してしまいます。

頭が前のめりになって、触れている部位ばかり目が向いていると、その先の離れた部位の状態はなかなか察知しづらいのです。すなわち、触れるようになるためには「手の感覚を鍛える」だけでは少し不十分です。

まずは触れる際の自分の位置取りを変えてみて、それによって手から感じられる情報の変化に意識を向けてみてください。

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