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感覚受容器から触診を考える

セラピストの触り方一つで反応は変わる

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受容器からの求心性線維は神経の太さなどからいくつかの種類に分類されます。

大きく4つに分けると、

Ⅰa,b(Aα)線維:筋紡錘や腱紡錘にあります。

筋紡錘では筋の伸長刺激に対して伸張反射で筋の長さを調節。

腱紡錘では筋収縮で腱に張力が発生することに対して自己抑制及び筋張力の調整。


Ⅱ線維:筋紡錘にあります。

筋紡錘では筋の伸長刺激に対して屈曲反射を誘発。


Ⅲ(Aδ)線維:筋や皮膚の痛み,温度受容器にあります。

侵害刺激に対して屈曲反射や伸展反射など逃避反射を誘発。


Ⅳ(C)線維:筋・関節・皮膚の痛み受容器にあります。

侵害刺激に対して逃避反射を誘発。



この中でスキンシップに関わる線維は意外にもC線維と言われています。

侵害刺激に対して反応するC線維とは別にゆっくりと動く皮膚刺激に応答するC線維があります。

これはヒトの有毛部皮膚に存在し、個体間の肌の接触によるコミュニケーションなど情動的な側面に関わりを持つのではないかと推測されています。

つまり、C線維は刺激の種類によって快刺激にも不快刺激にもなります。

徒手療法や触診がうまくいくかどうかは患者さんの問題とセラピスト側の問題があります。

少なくともセラピスト側の問題は解決しておきたいもの。

この問題のほとんどが触り方やセラピストの意識の持ち方にあります。

患者さんがその刺激(触り方)を快と感じるか不快と感じるか、それによって評価・治療の結果は大きく変わってきます。

評価を安定させる(同じ状態の患者さんを評価する)意味でも患者さんとの信頼関係を作る意味でも快刺激を与えるような触り方を考えながら臨床を行うだけでも治療結果は変化してきます。

あなたの触り方は患者さんに不快感を与えていませんか?

昨日、今日の治療はどうだったか?振り返ってみてください。

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