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筋力訓練を続けたら、どんどん動けなくなってしまいました

なぜ筋力を低下させなければいけないのか

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臨床の現場では筋力低下が問題となっている方を担当することが多々あるかと思います。
筋力低下の原因は大きく分けて以下に分類できます。

・廃用によるもの
・加齢によるもの
・低栄養によるもの
・疾患によるもの

そのため、一概に「筋力低下がある」ということが分かっても、それに対するプログラムが「筋力訓練」とはならないのです。

廃用や加齢が原因の場合は、筋力訓練は効果的です。
しかし、低栄養や疾患による筋力低下の場合、筋力訓練を行うことで状態を悪化させてしまうことも考えられます。

低栄養状態が持続すると肝臓のグリコーゲンが枯渇するため、筋肉の蛋白質の異化で生じた糖原生アミノ酸からグルコースが合成される結果、筋肉量が減少します。

このような状態で筋力低下が起きている方に対し筋力訓練を行うと、むしろ筋力低下が進行することになります。

筋力低下は「利点」があって生じています。
低栄養状態であるため、「エネルギーを作り出すために」筋肉を分解しているのです。

このように現象に対する「利点」を考えることが、治療を決定する前の臨床推論に重要になってきます。

 

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