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胸郭の運動連鎖

荷重によっても”運動連鎖”は変わる

胸郭は上半身重心の存在する場所であり、アライメントやmobilityにより身体重心に大きな影響を与えます。

また、横隔膜の付着部であり肩甲骨と肩甲胸郭関節を作るなど呼吸機能や体幹機能、上肢機能にも関係しています。

そのため、胸郭のmobility低下や機能不全、アライメント不良は様々な機能不全を引き起こします。

胸郭の回旋には胸椎と肋骨が関わっており、一般的な運動連鎖として、胸郭左回旋では胸椎左回旋、右肋骨前傾、左肋骨後傾します。

しかし、座位において座圧中心をどこに置くかによってこの運動連鎖は変化します。では、胸郭左回旋で運動連鎖を考えて見ましょう。

座圧中心を同側の左に置くと上述した運動連鎖が生じ、逆側の右に置くと右肋骨後傾、左肋骨前傾が見られます。

肋骨頭は上位の胸椎と下位の胸椎の両方と関節をなしており、上位の胸椎が優位に左回旋すると右肋骨前傾・左肋骨後傾し、下位の胸椎が優位に回旋すると右肋骨後傾・左肋骨前傾となります。

このように肢位によって運動連鎖は変化するため、関節の動きだけでなく運動形式(CKCやOKCなど)や重心の位置など考慮し目的の運動を実施する必要があります。

 

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