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【運動連鎖】寝返り動作を用いて歩行を促通する方法

寝返りで歩行の運動要素を促通する

寝返り動作は姿勢をコントロールするために必要なHeadControlや立ち直り反応など、様々な運動要素が含まれています。

また、寝返り動作にはリーチ動作が重要となります。

寝返りの初動作は頭頚部の屈曲と回旋ですが、それだけでは寝返りはできません。ここで重要となってくるのが肩甲骨の位置です。

寝返りには肩甲骨が前方突出することで、寝返る側への推進力や阻害因子が消失し、頭頚部に対する体幹の立ち直り反応を誘発することができます。

寝返るときの上部及び下部肩甲骨は共に前方突出していることが重要となります。

上部肩甲骨が前方突出することで体軸内回旋を誘発し、下部肩甲骨が前方突出することで胸郭上を転がるように寝返れるため重心の軌道を最小限にできます。

また、肩甲骨前方突出におけるリーチ動作の主動作筋は前鋸筋です。

前鋸筋が作用することで内腹斜筋ー外腹斜筋連結が活動し、体軸内回旋に至ります。

そのため、この寝返り動作を用いてリーチ動作を練習することで、姿勢制御の再学習や歩行時の回旋要素及び、遊脚への反応促通など様々な動作場面に汎用することができます。

脳卒中など歩行練習する際は、寝返り動作で運動要素を促通してから行うと効果的です。

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