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姿勢評価は原因を探るもの

「構造的姿勢」と「機能的姿勢」

p-2-jan-2012

 

姿勢は構造的姿勢機能的姿勢に分けられます。

構造的姿勢とは関節の位置関係に影響され、隣り合った骨格構造が影響し合っています。

隣り合った骨格構造は連鎖し合っており、それは脊柱の構造で多く認められています。

脊柱はある部位に変化が生じると、その部位から連鎖が起こり、その変化に応じるように他の部位も変化します。

例えば、腰椎が後弯したら胸椎も後弯方向に向かい、頚椎は前弯します。また、骨盤は後傾するため股関節は屈曲角度が減少します。

このように、構造的姿勢は歯車のように崩れ合い、逆に一つの部位が整えば他の部位も整います。

機能的姿勢は筋活動に影響されており、多くは骨盤や肩甲骨などで認められます。

この機能的姿勢は筋の硬さや弱化により影響されるため、ある筋が硬いことで隣接し合う関節の動きが伴わず、機能障害を引き起こします。

例えば、股関節屈筋群が硬いと骨盤は前傾方向へ牽引されるため、歩行時正しく蹴り出せないことや、起立時の重心移動が狭くなり、脊柱起立筋の過活動となることがあります。

これらは一見同じような姿勢要因に思えますが、起序が異なるため、アプローチも声掛けも異なります。

姿勢評価は、アライメントを診ることは必須ですが、アライメントは結果的に生じているため、アライメントを正したところで原因解決にはなっていません。

どのような理由があり、結果として姿勢を成立させているのかを判断することが、姿勢評価の本質であり、それが機能障害や痛みの原因解決の糸口となります。
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