ブログ

因果関係を考える

歩容の変化は結果?原因?

%e6%ad%a9%e5%ae%b9%e3%81%ae%e5%9b%a0%e6%9e%9c%e9%96%a2%e4%bf%82

 

アプローチ後に動作が改善しているのに次回介入時には戻っていることを経験したことがあるかと思います。

何度同じようにアプローチしても次回には戻っている・・・。

また、歩容は改善しているのに疼痛は持続、悪化している・・・。

このような場合、根本的な原因へのアプローチができていないということが考えられます。

患者さんの症状が何かの結果として出現しているのに、そこに対して治療をしているということになります。

疼痛の逃避反応でトレンデレンブルグ歩行が出現しているのに、トレンデレンブルグ歩行を治してしまうと疼痛は悪化してしまいますよね?

この場合はトレンデレンブルグ歩行は結果であり、疼痛が原因となります。

さらに、疼痛が出現している理由をみつける必要があります。

このように、因果関係を考えて治療しなければ、その場では変化してもすぐに戻ってしまったり、症状を悪化させることになります。

因果関係を簡単に評価するには症状を改善・悪化させて反応を見ることです。

先ほどの例で考えると、トレンデレンブルグ方向に誘導し歩行すると疼痛は軽減し、トレンデレンブルグを改善させる方向に誘導すると疼痛は増強するということになります。

つまり、『トレンデレンブルグ歩行は疼痛の結果、出現している』という考察ができます。

そうなれば、次は原因を新たにみつける必要があります。

『疼痛』の原因を突き止めなければなりません。

トレンデレンブルグ歩行であれば股関節や膝関節の疼痛が原因となるケースが多いように感じます。

『トレンデレンブルグ歩行だから中臀筋を鍛えよう』と現象のみを捉えて治療をしても上手くいかないことはよくあります。

そこで『なぜ上手くいかないのか?』を考えることで別の視点を見つけることができます。

このように、因果関係を考えることは自然と”なぜ?”を考えることとなり、臨床力も向上していきます。

 

《セミナー情報》

①『解剖学的重要ポイントと筋膜連鎖〜骨盤・体幹部における解剖学的重要ポイントの考え方、評価・治療〜』←セミナー詳細をクリック!!

・内容:解剖学の勉強方法と頚部・胸郭における解剖学的重要ポイントを学ぶ。筋膜の特徴を知り局所と全体を捉える。全身評価、局所評価、神経・血管の走行ポイント、関節・筋・靭帯・隔膜・内臓へのアプローチ
・日時:2/12(日)10:00〜16:00
・講師:佐々木 隆紘先生(東馬込しば整形外科 理学療法士)
・定員:32名

2/12(日)
『解剖学的重要ポイントと筋膜連鎖 』
申し込みボタン

 

『スポーツ理論から学ぶ局所から全体へ -全体の連動性を評価して運動療法に繋げる-』←セミナー詳細をクリック!!

・日時:3/12(日)10:00〜16:00
・講師: 菅井 謙介(RIOS栃木県支部代表、RIOS野球専門トレーナー)
・定員:30名 ※学生はお得な学割料金あり!

3/12(日)
『局所から全体へ-全体の連動性を評価して運動療法に繋げる-』
申し込みボタン

 

blog_botan1
blog_botan2
blog_botan3

 

触診セミナーテキスト 無料プレゼント

fullsizeoutput_26bc

過去に開催された「触診セミナー」のテキストを特別プレゼント!(このプレゼントは予告なく終了することがあります)
触診セミナーテキスト
無料プレゼントご希望の方はこちら

 

関連記事

  1. 人体をテンセグリティ構造として捉える
  2. 歩行の臨床バイブルVol.2〜中枢疾患に特有な異常歩行〜
  3. 臨床の学校って何?
  4. 侵害刺激への対応
  5. 関節拘縮の利点、筋力低下の利点
  6. 動作指導に悩んでいるセラピストへ。基本動作を理解するには「発達」…
  7. 筋膜リリースの効果
  8. 「筋膜」の硬さが身体機能に与える影響

最近の記事

PAGE TOP