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インピンジメント症候群に対するアプローチ

動作をみてアプローチを選定する

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肩関節疾患で非常に多く臨床で遭遇する病態として「インピンジメント症候群」があります。

肩関節疾患には腱板訓練やコッドマン体操、棒体操などを行うというようなことが学校教育や国家試験では正解になります。

しかし、実際にそのような訓練を行うことで悪化する患者さんが多いのも事実です。

例えば、腕立て伏せを行うと肩の後面が痛むという患者さんがいたとします。

この時にまず重要になるのが、上腕骨と肩甲骨のバランスを診ることです。

例えば肩甲上腕関節における水平内転の動きが悪いことが原因で、代償的に肩甲骨が外転するという患者さんは多くいます。

その結果、肩甲骨外転位の状態で水平外転の運動を行うことで、肩前面には過剰な伸張ストレスが、肩後面には過剰な圧縮ストレスが加わるということがあります。

このような病態の場合、腱板訓練やコッドマン体操を行っても根本的な動きの解決にはならず、メカニカルストレスの軽減には繋がりません。

動作時痛が出ている場合、症状でアプローチを決めるのではなく動きをみてアプローチを決定していくことが一つの指針となります。

 

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