ブログ

【評価】セラピストが考える客観的要素と主観的要素の落とし穴

よく起こりやすい客観と主観の不一致

セラピストのみなさんが日ごろ行っている評価には、それぞれ客観的要素と主観的要素があるということは広く理解されています。

しかし、実際にはこれら客観的・主観的要素には一致していないことがあります。

なぜこのような不一致が生まれてしまうかというと、

客観とは数学的・物理的に現すものを指し、客観には個別性は含まないとされています。

反対に、

主観とは規則性がなく観察者の個人的な解釈に依存するものを指します。

また、客観的と言うのは条件設定を厳密にしていくとその要素に当てはまる現象は限られてしまいます。その結果、主観的な要素が増えてきます。

客観的に判断するということは医科学的にそうだろうと思っていることも、実際には観察者の経験に基づく個人的な知識に支持されていることが多いということになります。

臨床において、「なぜ」を考えることが絶えずあるかと思いますが、それを考えれば考えるほど主観的要素が多くなり、その中に客観的要素が入ってしまいます。

つまり、客観的な要素は常に主観の中に属しているものであるため、主観的に捉えたものを普遍的事実として生み出すことが客観的要素となっていきます。

それができる従事者がリハビリセラピストとなります。

リハビリにおける臨床では 経験に基づく個人的判断が全面的に依存します。目に観えているものを対処しているつもりでも実際の本質を見逃していることが多いです。

たとえると、脊柱が狭窄していても症状はその神経学的因子を含まないなどがこれに当てはまり、含まれていないにも関わらず、狭窄してるからここを治すという考えのみでは症状は改善しません。

これが不一致の原因となり、リハビリの進行を阻害してしまいます。

リハビリとして関われるセラピストは目に観えないことを推察し、根拠を基に判断できるので科学的表現を用いることができるのです。

その本質を探るためには、捉えた現象に対して推察や類察を行い科学的思考で解釈していく診かたが必要であり学んでいかなければなりません。

参考文献

さらにもっと深く学びたい方はこちらのセミナーがオススメ!


『運動連鎖に基づく姿勢・動作分析からの治療展開(歩行編)』←セミナー詳細をクリック!!

・日時:6/18(日)10:00〜16:00
・講師:中村 祐太先生(東馬込しば整形外科 理学療法士)
・定員:25名
・内容:基本動作分析、歩行への繋げ方、歩行分析、症状との関係と治療展開etc…

6/18(日)
『運動連鎖に基づく姿勢・動作分析からの治療展開(歩行編)』
申し込みボタン

 

blog_botan1
blog_botan2
blog_botan3

 

触診セミナーテキスト 無料プレゼント

fullsizeoutput_26bc

過去に開催された「触診セミナー」のテキストを特別プレゼント!(このプレゼントは予告なく終了することがあります)
触診セミナーテキスト
無料プレゼントご希望の方はこちら

 

関連記事

  1. 上腕二頭筋と上腕三頭筋の共同
  2. 脳血管障害における姿勢・動作の再構築と運動療法
  3. 高血圧の病態生理と運動について
  4. 姿勢制御の目的
  5. 触診が上手くなると何がわかる?
  6. 筋膜リリースの効果
  7. 運動の再学習を促せる療法士の強み
  8. 因果関係を考える

最近の記事

PAGE TOP