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どうすれば上手くなる?新人療法士がまず学ぶべき触診のテクニック

とにかく診る力が重要。触診を練習しよう

多くのセラピストにとって、検査や評価法の勉強は沢山してきていると思います。
しかし、、、

・方法を知っていても、診る力が備わっているのか…?
・その問題点はセラピストよがりの問題点になっていないか…?
・即時的なものだけでなく、長期的な変化を診ているのか…?
・その患者さんにとって、何が良い状態であるのか…?

このようなことに日々悩んでおられる方も多いのではないでしょうか。

診る力がなければ評価はできません。評価ができなければ治療はできません。

目の前の患者さんに良くなってもらうには、診る力が最も重要な要素の一つなのです。今回は触診について具体的にお伝えしていきたいと思います。

重要な評価方法として必ずといっていいほど挙げられるのが触診です。

触診はやればやるだけ上達しますが、なにも考えずにただ触診していればいいわけではありません。どの評価も同じですが、触診にも目的・意図を持つことが重要になります。

筋肉・骨・靭帯などの質感を感じとるテクニック

新人療法士に必要な触診のテクニック

まず、身体のことは身体に聞かなければ分からないですよね。問診や視診、動作分析なども非常に重要な評価であることは間違いありません。

しかし、結局なにが問題を起こしているかは触診してみなければ分からないのです。組織に強い障害がある状態で運動療法を行っても、効果が長く持続しないことも多いように感じます。

やはり、動きやすい身体環境を作ってから運動療法へと移行するのが理想だと考えます。そのため、触診から構造的な異常部位を特定し、アプローチすることは療法士にとって必須の能力といえます。

では、触診からどうやって異常部位を見つけるのか?

重要なのは、触診から組織の質感を感じることです。

筋肉が硬い、柔らかいといったものも質感を感じてるわけですよね。それと同じように、骨や靭帯などにも質感の違いがあります。おおよそ、悪い部分は組織の密度が濃くなったような質感があると筆者は感じています。

養成校では、触診といったら骨指標や筋の走行などの解剖学的な知識を一通り勉強しますが、実際の触診方法まで身につけるのは難しいと思います。

しかし、臨床で必要な触診とは知識に加えて質感を感じとり組織と対話する能力です。

これまで、このような意識で触診していなかった方は、ぜひ質感を意識して触診するようにしましょう。きっと見えてくるものが変わると思います。

触診には2つのやり方がある

触診するとき、当たり前ですが正確に触れることが大前提です。正確に触れていることを前提にどの組織が正常でどの組織が異常なのかを私たちは判断しますよね。

しかし、この正確に触れることは簡単ではありません。

触診には大きく分けて2通りの方法があります。

・直接触れる
・間接的に触れる

前者はそのまま言葉の通りです。自分の狙った組織に直接触れて捉えます。

後者は実際に直接触れない部位(深層の組織など)に用いる方法で、主に圧迫や牽引などを使って緊張を作り、狙った組織の状態を感じ取ります。

この2通りの触診のどちらにも共通していえることが、解剖学のイメージが重要であるということです。特に後者は、立体的に正確に解剖学をイメージしなければ、狙った組織に触診することはできません。

脊柱の靭帯の硬さを触診したいのか?
硬膜の硬さを触診したいのか?
食道の硬さを触診したいのか?
….など。

それぞれの組織の解剖学的位置をイメージして、牽引なり圧迫なりを加えることでその組織に緊張を作り出し、質感を感じ取ることができます。

その触診ができて初めて、文献に囚われない、リアルな患者さんの状態を触診から評価することができるのです。

しかし、そのためには解剖学のビジュアライズが非常に重要です。触診するにも治療をするにも、狙った組織に正確に力を伝えることが必要です。

そして、組織にしっかり入り込むことです。筋骨格系に限らず、内臓、動脈、静脈、リンパなど。セラピストの臨床力を高めるために狙った組織をしっかり触診できるようにしましょう。

そのためには解剖学の勉強と触診の練習は新人療法士時代から必須であると強く感じます。

参考文献



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