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仙腸関節の運動学をイラスト付きでサクッと学ぶ。

仙腸関節の機能異常は腰痛の要因になりやすく、皆さんも触診することが多い部位だと思います。
仙腸関節もいわゆる関節なので可動性がありますが、はたしてどのぐらい動くのか、どの方向に動くのか、ここでおさらいしておきましょう。

仙腸関節の基礎運動学

仙腸関節は可動性がなく、安定性に適した関節です。

運動方向としては前額面、矢状面、水平面全てで動きます。

ここで簡単におさらいします。

安定性に適した関節ではあるものの様々な方向に動くことがわかったと思います。

ここからはその運動方向の一つ一つをくわしくみていきましょう。

仙骨の上下運動

足を上げたときなど、股関節を屈曲させる際に、仙骨の上下運動は出現します。

この上下運動は、仙骨が寛骨に対してどう動くのかがポイントです。

股関節を屈曲させた際、骨盤は後方回旋するのと同時に仙骨に対して挙上します。

また、仙骨の上下運動は別名で、

仙骨に対して寛骨の上への動き=アップスリップ
仙骨に対して寛骨の下への動き=ダウンスリップ

ともいわれてます。

仙骨の側屈回旋運動

仙骨が側屈回旋するというイメージはあまりないと思いますが、脊柱全体を回旋させたときに生じるカップリングモーションのことをいいます。

カップリングモーションとは脊椎を側屈させた時に脊柱が回旋するという現象です。

これは仙骨でも同様に起こります。

よく出てくる仙腸関節の動きをイラスト見ながら理解しよう

よく教科書や臨床で耳にするのは、

・骨盤のインフレア、アウトフレア
・ニューテーション、カウンターニューテーション

ではないかと思います。

それでは、この運動学についてみていきましょう。

骨盤のインフレア、アウトフレア

水平面から見て、仙骨に対して寛骨が内側に閉じて動いていくことをインフレアといい外側に開いて動いていくことをアウトフレアと言います。

ニューテーション、カウンターニューテーション

ニューテーションは仙骨の動きからうなずき運動とも言われ、仙骨がうなずく動きをした時のことを指します。

動きとしては仙骨が前傾、寛骨が後傾します。

カウンターニューテーションはその逆で起き上がり運動と言われています。

動きは仙骨が後傾、寛骨は前傾です。

いかがでしたでしょうか?

仙腸関節は腰痛の原因や治療ポイントとして注目されることが多いです。この機会にしっかりと機能解剖や運動学を把握しておきましょう。

参考文献


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