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肩関節は肩甲上腕関節(狭義の肩関節)、肩甲胸郭関節、第二肩関節、肩鎖関節、胸鎖関節で構成されています。
また、肩関節の運動には姿勢などの全身の状態が大きく関係してきます。
しかし、これらの部位を全て評価するには労力と時間がかかります。
そこで、評価をどこからどのように展開していけば良いかをまとめました。
評価する部位は2つ!
ズバリ!(狭義の)肩関節と肩甲骨です。
肩関節自動運動にて肩甲骨の動きを止めた(徒手的に安定性を補償した)際に可動域が向上するor動かしやすくなる場合は肩甲骨の問題、可動域が低下するor変化がない場合は(狭義の)肩関節の問題であることが多いです。
(狭義の)肩関節の評価は肩関節周囲の軟部組織の硬さを見ることになります。
疼痛部位、疼痛を誘発する動き、スペシャルテストを組み合わせて問題部位を抽出していきますが、まずはどこに肩関節の運動制限因子があるのかを探します。
他動運動で….
肩関節屈曲、外転、外旋(1st・3rd)、水平内転の抵抗感を確認します。
抵抗感の強い運動方向によって制限が予測される場所を 、
肩関節屈曲→後上方
外転→後下方
1st外旋→前方
3rd外旋・水平内転→後方
という具合に絞り込みます。
制限部位を絞ったら、その組織が何なのかを評価します。
硬さのある組織の深さ、触感、解剖学的な場所を元に推測できると良いと思います。
しかし、触感から組織を予測することで早く評価することができますが、ある程度の触診技術と知識が必要となります。
もっと簡単な方法としてはその部位にあると思われる筋の収縮を促して肩の可動域や上述した運動の抵抗感が変化するかどうかを見ます。
筋収縮で変化があれば筋、それ以外であれば関節包や靭帯と考えます。
このように他動運動により制限因子の部位を絞り込みその制限因子がどの組織なのかを各組織の特徴を踏まえて確認することで治療部位の特定をすることができます。
肩甲胸郭関節の評価方法についてこちらの記事をごらんくださいね!
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