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歩行の臨床バイブルVol.1〜整形疾患に特有な異常歩行〜

みなさまこんにちは。リン・太郎先生です!

今回は「異常歩行」について2連続で解説していきます。

ごく一般的に言われている歩行についてはこちらの記事を読んでくださいな!

異常歩行とは

歩行には関節可動域や筋力が必要不可欠で中枢神経系による運動制御も必須です。

これらどこかに何かが起こると歩行は崩れていきます。

歩行がうまくできなくなる原因として大きく分けると3つあります。

疼痛
中枢神経障害
筋骨格系障害

主に起こる現象としては歩幅が減ったり、立脚期、遊脚期時間の短縮や延長が見られたりします。

次で代表的な歩行について一緒に学んでいきましょう!

整形疾患に多いのはどんな歩行なのか

整形といえば、関節、筋、靭帯みたいなのを想像すると思います。

おもに関節拘縮、筋力低下、痛みによって歩行に影響が出ているものが多いです。

まずは関節拘縮で起きる歩行について説明します。

股関節の伸展制限…これは多いですね。痛みがなくても普通に町で見かけることもあると思います。

図にあるように伸展制限があれば腰椎を前弯させたりして代償して歩きます。
そうすると、腰痛になりやすくなります。

次に膝関節屈曲拘縮だとどうなるのか。

膝関節の屈曲拘縮は30°以下場合は歩く速度を遅くすると立脚中期に膝関節が完全伸展しないこと以外、異常歩行は見られないといわれています。

膝関節の伸展は動作を行うことにおいてとても重要です。

筋力低下により生じる異常歩行

次は筋力低下で起こる歩行について!

学生時代によく聞く最も有名な異常歩行といえば…

そう、トレンデレンブルグ徴候ですよね。

この歩行に関しては中枢系がやられても起きる歩行かと思いますが、整形でも見られます。

このトレンデレンブルグ徴候をさらに代償した歩行がデイジェンヌ徴候です。

これもいろいろ種類があるので確認しておきましょう!

トレンデレンブルグ徴候は支持側の中殿筋の機能不全により遊脚側の骨盤が落ちることをいいます。

よく間違えられるのが中殿筋歩行です。
厳密にいうと、、

トレンデレンブルグ歩行=立脚中期にトレンデレンブルグ徴候が起きる歩行
中殿筋歩行=立脚期に中殿筋の弱い側に代償的に傾ける歩行

こうなります。間違えやすいのでしっかり確認しておきましょう。

また、大殿筋の筋力低下も多く見られます。いわゆる大殿筋歩行です。

大殿筋を使って歩けないので身体を反って、股関節の靭帯を使って歩きます。

歩行スピードは遅く、坂道はうまく登れないことが特徴です。

人は何か足りないとうまく修正して他の機能で補いながら運動します。

ただ、それをずっとやっているとどこかに無理がかかって何らかの影響が身体に生じます。

ここでしっかりおさらいしてください!

次回は「中枢疾患編」です!

こちらも呼んでくださいねー!

参考文献



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