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歩行の臨床バイブルVol.2〜中枢疾患に特有な異常歩行〜


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みなさまこんにちは。
リン・太郎先生です。

前回は整形疾患に多い異常歩行をまとめましたが、今回は中枢系に多い異常歩行について学びます。

見逃した方はぜひ前回の記事も見ておいてくださいね!

さあ、今回も情報量が多いので代表的なものからサクッと学んでいきましょう!!

中枢系の障害による機能低下と歩行の関係

中枢系は具体的に言うと脳や脊髄のことを示し、司っている神経は運動神経、感覚神経、自律神経があります。

運動神経は筋骨格系に、感覚神経は感覚フィードバックなどに関わるため体を動かすのに大切な役割をしています。

どこの中枢神経が悪い影響を起こしているかによって変わってきます。

今回は代表的な歩行を中心に「4つの歩行」について着目していくよー!!

中枢系に多い異常歩行とは

まずは中枢系の障害といえば、脳卒中ですね。

脳卒中で多い痙性歩行を学んでいきましょう。

痙性歩行とは、体を痙性させた状態で歩くことですが、まずは簡単に痙性について説明します。

痙性とは相動性伸張反射が病的に亢進した状態だといわれています。

相動性伸張反射は簡単に言うと肩外転90°位から力を抜いて下ろしたとき、途中で止めようとすると三角筋が収縮すると言う反射のことをいいます。

つまり、身体を動かしたときに勝手に筋緊張が入ってしまう状態のことです。

歩行は様々ありますが、いくつか紹介!!

よく見られるのは股関節を外転させて下肢をぶん回す歩行「ぶん回し歩行」などが見られます。

この歩行はBrunnstrom stageでいうと3や4レベルでよく見られると思います。

5や6レベルまで回復すると正常歩行に近づいていきますよね。

続いても脳卒中に多い失調歩行です。

失調とは小脳の障害によって起こる障害のことで、協調運動がうまくできないことを言います。

小脳失調の障害としては以下のものがあります。

小脳も部位によって、様々な機能を持っています。そんな小脳が障害されると多い歩行は酔っ払いのような歩行をイメージしてもらうといいかもしれません。

体幹の動揺が見られたり、両足を開いて不安定に歩行を行います。

また間違えやすい歩行として踵を打ちながら歩く、踵打歩行もありますが、これは深部感覚障害によって起こる歩行なのでまた別の種類です。

パーキンソン病に特有な歩行

最後はパーキンソン歩行です。

パーキンソンとは1900年代にパーキンソンっていう人が報告したからついた名前で体がスムーズに動かなくなる疾患です。

4大徴候として、これらの症状がとても有名です。

・安静時振戦
・無動
・姿勢反射障害
・固縮

また、歩行障害においても特徴的なものがあるのでしっかりと確認しておきましょう。

大脳基底核にある黒質というドパミンを出すところがあります。そこが壊れると運動のブレーキをかける司令室(線条体)が命令をかけることができなくなるので運動がうまく制御できなくなってブレーキをかけすぎてしまうのがメカニズムです。

なので、うまく動かせないからすくみ足などの症状に現れます。

いかがでしたか?
あくまでこれは代表的なものでまだまだあります。

歩行から読み取れることは多いです。準備が大切なので知識を深めて臨床で活用してくださいね!!

参考文献


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