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【ADL指導】立ち上がり動作に必要な身体機能を理解しよう。


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みなさんは普段何も意識せず、起居動作を行なっていると思います。

朝起きて寝返りしながら起きて立ち上がり、準備のために歩き出し動作を行います。

脳梗塞や腰痛など何かしら身体に変化が起きるとその動作は難しくなります。

今回は立ち上がりに着目してどんな可動域や筋力が必要なのか、おさらいして行きましょう!!

立ち上がりの基本は?

立ち上がりは寝返りとは異なり、狭い支持基底面の中で重心を前上方に動かして動作を行います。

立ち上がりができることで日常生活の範囲が広がり、歩くこともできます。できなければ、ベッドや車椅子での生活になり自由に行動することが難しくなります。

下の写真をごらんください。

各相で必要になる機能があります。次はそれをおさらいしていきましょう。

立ち上がりに必要な機能とは!?

立ち上がりは座位から始まり、体幹を前傾するところから始めていきます。

この時、下腿も一緒に前傾します。(第1相)

大事なのは体幹前傾と下腿の前傾です。これができないと上肢で体を引っ張って立ち上がるしかありません。

これらを阻害する因子がいくつかあるのでしっかり確認しておきましょう!

腰椎の可動性の低下で前弯ができず、後弯の状態だと重心が後方に残ったまま行うことになり、立ち上がりが難しくなります。

腰椎の可動性は十分にあるのにうまく前傾できない場合、筋力としては腸腰筋、多裂筋の機能不全を疑います。腸腰筋は骨盤を前傾させる筋ですし、多裂筋は腰椎を前弯させて、骨盤を前傾しやすくします。

股関節の可動性も立ち上がりには重要で、骨盤の代償なしで約100度の可動域が必要です。

また下腿の前傾は足関節背屈制限があると前傾が難しくなります。

続いて離殿が行われる第2相で必要になる機能です。

体幹が前傾し、重心を前方に移動した時に殿部が離床します。

股関節伸展筋である大殿筋やハムストリングスが体幹前傾時に働き、前傾を抑えます。これらの筋が働かないと体幹は前傾し続けて前に倒れていっちゃいます。

重心を上方に移動させるには膝の伸展筋である大腿四頭筋が重要です。

この時は重心を前方に移動させ支持基底面の中に入れながら上方に移動させる必要があります。

大腿四頭筋だけが働くと下腿が後傾位なり、離殿した後すぐに座ってしまいます。そのため必要になるのが下腿の固定です。

下腿を前傾位で固定させながら大腿四頭筋が働くことで重心を前方かつ上方に移動させることができます。

下腿の固定に必要なのが、前脛骨筋の収縮を下腿三頭筋の遠心性収縮です。これらを評価することも大切です。

いかがだったでしょうか。普段無意識に行なっている立ち上がりも細かく見るとさまざまな機能が働いています。

しっかりと理解して、今後の臨床に役立てていきましょう。

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