慢性痛への向き合い方、アプローチの仕方
原因が分からない慢性的な痛みがあると知らないうちに正しく動いているようで動いていない場合があり、それが痛みの原因を作っていることがあります。
そのような日常生活となってしまっている場合、動くと痛いという恐怖心から運動恐怖が生まれ参加・社会レベルで制限、または自ら休止していることがあり、心身的健康から逸脱していってしまいます。
つまり、QOLが下がると痛みから意識を切り離せなくなることがあるため、まずは痛みとはどういうものかを伝える必要があります。なぜ痛みが出てしまうのかを動きや姿勢の取り方などを基に説明していくと、痛みに対して理解が生まれ、痛みに向き合えるようになります。
痛みの認識を持ち、生活空間が変わることで心理背景が変化し、その状況に向き合えることで、社会背景が変化します。そのためには、痛みの原因となっているものや現状を理解すると同時に、セラピストと共に目標を設定することが求められます。
目標を持つことで考えや行動を変えられることに繋がり、対象の方自身で痛みの管理ができるようになります。それが自己効力感となります。慢性痛のリハビリは痛みを完全になくすことを治療目的にするのではなく、日常生活が症状によって左右されないようになることが慢性痛の治療目的です。
原因が分からない慢性的な痛みがあると知らないうちに正しく動いているようで動いていない場合があり、それが痛みの原因を作っていることがあります。
そのような日常生活となってしまっている場合、動くと痛いという恐怖心から運動恐怖が生まれ参加・社会レベルで制限、または自ら休止していることがあり、心身的健康から逸脱していってしまいます。
つまり、QOLが下がると痛みから意識を切り離せなくなることがあるため、まずは痛みとはどういうものかを伝える必要があります。なぜ痛みが出てしまうのかを動きや姿勢の取り方などを基に説明していくと、痛みに対して理解が生まれ、痛みに向き合えるようになります。
痛みの認識を持ち、生活空間が変わることで心理背景が変化し、その状況に向き合えることで、社会背景が変化します。そのためには、痛みの原因となっているものや現状を理解すると同時に、セラピストと共に目標を設定することが求められます。
目標を持つことで考えや行動を変えられることに繋がり、対象の方自身で痛みの管理ができるようになります。それが自己効力感となります。慢性痛のリハビリは痛みを完全になくすことを治療目的にするのではなく、日常生活が症状によって左右されないようになることが慢性痛の治療目的です。

タイムスケジュール

テーマ【慢性腰痛に対する多面的な障害像の捉え方と臨床的介入方法】
10:00 | 慢性疼痛とは、腰痛概要 |
10:30 | 痛みの生理学的機構と心理的変化 |
11:00 | 腰痛による身体への影響と腰痛に対する身体機能評価(実技) |
12:00 | 昼休憩 |
13:00 | 患者との関わり方と心理社会的要因 |
14:00 | 慢性疼痛における運動療法の効果・自己効力感、腰痛のエビデンスについて |
14:40 | 腰痛に対する運動療法(実技) |
16:00 | 終了 |
※講義内容は変更する可能性があります。
講師:山口 亮先生

西鶴間メディカルクリニック リハビリテーション科
理学療法士療養型病院、急性期病院で勤務後、ペインクリニック専門の外来クリニックに従事。整形外科術後や脳卒中、内科的疾患などを担当し、現在では、慢性痛の方を中心に理学療法業務を行っている。
理学療法士療養型病院、急性期病院で勤務後、ペインクリニック専門の外来クリニックに従事。整形外科術後や脳卒中、内科的疾患などを担当し、現在では、慢性痛の方を中心に理学療法業務を行っている。
日時 | 料金 | 会場 | 定員 |
4月22日(日)10:00〜16:00 | 8,640円 (税込) |
墨田区内施設(申し込みされた方に連絡します。) | 25名 |