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歩行における小趾筋の役割

腓骨筋と連動する小趾外転筋

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片麻痺や術後などで歩行時の一歩目が出せず、歩行にまで至らないことも少なくありません。

臨床上、歩行の再獲得はあらゆる時期で目標になると思います。

歩行再獲得は行動範囲が拡がり、ADLやQOLの質を上げ、その方自身の精神や行動変容に繋がります。

そのためにも症状の程度に関係なく歩行をイメージした介入が必要となります。

その中でも足部の役割は重要です。

足部は床半力を感じ、その環境に適応するための入力源です。

また、筋活動を制御することで一側下肢で支持する機能に寄与します。

脳卒中後は足底の感覚や内在筋活動が低下してしまうことも多くあるため、足部への介入が必要になってきます。

さらに、足底からの感覚入力は体幹や皮質脊髄システムを活動させます。

これは反対に皮質脊髄システムの破綻は足部の内在筋の活動性を失うことになり、選択的な姿勢の支持性の構築に影響を及ばします。

その内在筋の中でも小趾外転筋は外側支持機構を形成する上での大切な運動要素です。

この筋は腓骨筋と連動して、第一歩を踏み出す初期機能として重要なためステップ練習などにはこの機能の構築が必要です。

歩行を獲得するためには、足部内在筋やアライメント、姿勢筋の調整などの身体環境を整えることで歩行がどのように変化するのか、分析できることが重要です。

 

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