ブログ

【保存版】基礎から学ぶ「腸腰筋」解剖学シリーズ #1


臨床の学校の最新情報が届く!
臨床のことを相談できる!
↓↓【臨床の学校LINE@】ぜひ友達追加してね!
友だち追加

今回の記事では
・腸腰筋の解剖生理学
・小腰筋について
を書いております。

腸腰筋。学生でも、現役のセラピストでも、よく聞く筋肉の名称トップ5ぐらいには必ず入ってきそうな筋肉です。

人が生活するために歩いたりすることはもちろん、スポーツの際に走ったりする時の重要性もよく言われています。

評価や治療に対象になることが多い筋肉だからこそ、しっかりと基礎を叩き込んでいきましょう!

腸腰筋の解剖生理学

まずは起始停止や作用など簡単に学んでいきましょう。

といっても腸腰筋は大腰筋と腸骨筋を合わせた名称ですね。

ここではそれぞれ別々で考えたいと思います。

まずは大腰筋から!

大腰筋は脊柱〜骨盤、股関節〜大腿までいく長い筋で2つの繊維(浅頭、深頭)に分かれます。

細かく起始停止を見ていきましょう

↓↓

起始は浅頭のT12〜L4の椎骨、椎間板の外側と深頭のL1〜L5の肋骨突起です。

腰椎では肋骨突起は乳様突起の部分のことです。

横突起ではありません。

胸椎では肋骨突起は胸骨では肋骨との関節面にもなっていますね。

停止は大腿骨の小転子です。

正面から見ると意外と内側に出っ張っているのと、坐骨結節と同じぐらいの高さにあることがわかりますね。

なので触診をするときは坐骨結節を見つけることが大切です。

次に腸骨筋の基本情報から簡単に確認しましょう。

腸骨筋は腸骨の内側に付着しています。

そこから大腰筋に合流して鼠径靭帯の下(筋裂孔)を通過し、大腰筋と共同腱になって大腿骨小転子に付着します。

ここで大腰筋、腸骨筋を合わせて走行を確認してみましょう。

↓↓

走行を見ると付着部が一体どの辺なのかイメージもつきますし、走行から作用や特徴まで見えてきます。

言葉で起始停止を覚えるだけでなく、走行まで覚えておくと頭に入りやすいです。

腸腰筋の運動学

腸腰筋の作用は、、、、股関節屈曲ですね。

これはみなさん知ってるかと思いますが、では腸腰筋は股関節屈曲角度が小さい方と大きい方どちらの方が作用するかわかりますか?

これは意外と知らない方が多いかと思います。

正解は深い方です。

それまで、屈曲10°〜30°は大腿直筋も同じぐらい働きますが、角度は大きくなるほど大腿直筋の作用はなくなり、腸腰筋が大きく作用してきます。

そのため、腸腰筋のトレーニングを行う場合は股関節をある程度屈曲させた状態で行うことが必須ですね。

ほかには、立位で立っている場合、腸骨筋は骨盤前傾を大腰筋は腰椎前弯を維持する作用もあります。

また先ほどの話でもありましたが、走行を考えると腸腰筋は大腿骨頭の前面を走行します。

これによって大腿骨頭の前面の安定化を図っていることも作用の一つです。

小腰筋の秘密?

小腰筋。あまり聞きなれない筋かもしれませんが、ある人にはある、ない人にはない筋肉です。

Th12〜L1の前面から腸骨筋膜を介し腸恥隆起に付着すると言われています。

こうなると作用は骨盤の挙上だと考えられます。

最近の研究では小殿筋は約60%の人が欠落していると報告されており(40%だという文献などもあります)、人間全員にあるわけではありません。(Anatomical Study on the Psoas Minor Muscle in Human Fetuses J. Morphol 2012 参照)

ヒトの身体は不思議なものですね。

参考文献



文責:松本渉(臨床の学校)

さらに深く学びたい方はこちらのセミナーがおすすめ!

体幹の触診の図
『触診上達理論〜触診スキルアップの考え方〜』【体幹編】←セミナー詳細をクリック!!

・内容:脊柱・体幹筋・靭帯・動脈・内臓の触診(頚椎・腰椎・肋椎関節・大腰筋・横隔膜・棘上靭帯・肋軟骨・肝臓など)、深い組織を触れるための意識の仕方、解剖学的知識の確認、解剖学的知識の確認、骨、靭帯、筋の触り分け方etc…
・日時:2/25(日)10:00〜16:00
・講師:押川 武将先生(東馬込しば整形外科 理学療法士)
・定員:25名

2/25(日)
『触診上達理論~触診スキルアップの考え方~』
申し込みボタン

応用の触診の図
『触診上達理論〜触診スキルアップの考え方〜』【応用編】←セミナー詳細をクリック!!

・内容:評価の構造、筋膜の特徴、触診技術を応用した(筋膜など)評価・治療、骨・靭帯・筋の触り分け方etc…
・日時:3/18(日)10:00〜16:00
・講師:押川 武将先生(東馬込しば整形外科 理学療法士)
・定員:25名

3/18(日)
『触診上達理論~触診スキルアップの考え方~』
申し込みボタン

blog_botan1
blog_botan2
blog_botan3

触診セミナーテキスト 無料プレゼント

fullsizeoutput_26bc

過去に開催された「触診セミナー」のテキストを特別プレゼント!(このプレゼントは予告なく終了することがあります)
触診セミナーテキスト
無料プレゼントご希望の方はこちら

【臨床の学校LINE@】
友だち追加

関連記事

  1. 【運動連鎖】歩行時に見落としたくないウィンドラス機構による足部安…
  2. 【運動連鎖】寝返り動作を用いて歩行を促通する方法
  3. 【触診】関節可動域のエンドフィールを見極める触診の極意
  4. 臨床で頻度が多い3つの運動療法と徒手療法
  5. 肩甲帯に対する運動療法の重要ポイント
  6. 【保存版】基礎から学ぶ「腰方形筋」解剖学シリーズ #5
  7. 特に気をつけたい頸部治療時の注意点とは?
  8. 大腰筋の機能解剖学

最近の記事

PAGE TOP